プロダクト初期段階のコンセプト : マーケティングではスケールしないことをしよう

ノア
Kotler
  • 1
  • 2026年3月4日21:07

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スタートアップ/個人開発のためのマーケティング

スケールしないこととは?

「スケールしない施策」とは「人・時間・文脈への依存度が高く、投下コストに対して成果が比例しない施策」のことです。

以下が具体例となります。

  • 1対1の関係構築
  • コミュニティに潜り込む
  • 創業者が自らコンテンツを作成する

1. 1対1の関係構築

1対1の信頼関係の構築は「人」への依存度が高いマーケティング行動です。

  • 個別DMでの深いやりとり
  • 手動での営業・ヒアリング
  • ユーザーごとに内容を変えるオンボーディング

などなどが挙げられます。
たとえばLemonade社(保険会社)の実例では、「顧客にバースデーケーキをおくる」という対応がありました。

これらの行動は、顧客が1人増えるごとに工数が増え効率的とは言い難いですが、 プロダクトの初期段階のマーケティングでは1対1の信頼関係の構築は重要なマーケティング行動 です。

2. コミュニティに潜り込む

  • 特定のコミュニティ(エンジニアならQiitaコミュニティなど)が集まる場所に潜り込み、会話ベースでユーザー獲得する
  • デザインツールが得意なので、友人に頼んでデザイナーを集めた

3. 創業者が自らコンテンツを作成する

スケールしないことのメリット

スケールすることを最初にやって、出来上がるものは悲惨なものです。

  • 誰にも刺さらない広告コピー
  • 解像度が低いユーザー像
  • 改善しても手応えがない
  • 説明できないプロダクト

スケールしないことを先にやると、これらのデメリットが反転します。

  • 安定したユーザー
  • ユーザー体験のボトルネックの特定(本当の原因の特定)
  • 実体験に基づく明確な顧客像
  • 刺さる言葉と刺さらない言葉の分別
  • 機能の優先順位が自然に決まる

ユーザーが同じ理由で購入するようになった時に、スケールしないことをやめる

いつまでスケールしないことをやるべきか?

それは、 ユーザーが同じ理由で購入するようになった時 です。

  • 同じ理由で使い始めるユーザーが増えてきた
  • ユーザー説明が「毎回ほぼ同じ」になった
  • 解決している課題を一言で説明できる

このタイミングで初めて、広告、SEO、等々のスケール施策 が意味を持ちます。

ノア
Kotler
  • 1
  • 2026年3月5日14:47

この記事を書くにあたって感銘を受けたサイトを、ここに記します。

一人の顧客と向き合い、手作業で顧客にサービスを届ける

スクリーンショット 2026-03-05 14.45.55.png

引用 : https://speakerdeck.com/tumad…

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